Sky of London
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Tama
: イギリス人と結婚してロンドンに住んでいる日本人。出身は関西。
大学を卒業後、グラフィックデザイナーとして就職するも、毎日朝から深夜まで、
月によっては2週間くらい朝帰りという、いわゆる「社畜」的な、人間ではない生活をしていた。
入社3年目のある日、過労が原因で急性胃腸炎になってしまい、会社帰りに病院へ行ったら医者から
「歩行禁止🚷」を宣告され、家に帰って支度する間も無くそのままベッドで運ばれ入院するはめに。
食べるのが大好きな私が、40度以上の高熱のせいでお茶すら口にすることができなくなり、
今まで「当たり前」だと思っていたことが、ある日突然当たり前にできなくなる事もあるということを改めて思い知る。
10日間の入院・療養生活中に将来のことを真面目に考え、
その時はじめて「海外で生活してみたい」と思うようになる。
「人生は一回だけ。後悔しないような生き方をしていきたい。」
前々から英語がちょっとでも話せるようになりたいと思っていたことも後押しして、
語学留学を実現させたいという思いは日増しに強くなり、
2010年、会社に「どうしてもセントラルセントマーチンズ(ロンドン芸術大学の一つ)のショートコースに行って、
良いものを吸収して感性を磨きにいきたいんです!」などと言って1週間休ませてもらい、初渡英。もちろんセントマーチンズの
ショートコースも目的だったが、初めての海外1人旅で、当初は感動など期待していなかったロンドンにすっかり魅了されてしまい、
次に戻ってきたときは、絶対ここに住んでみたいと決意。
2011年、4年勤めた会社に辞表を出し、ついに約半年のロンドンへの語学留学が実現。
現在わたしの夫となった彼とは、渡英してから約2ヶ月後に交際をスタート。
しかし半年という期限はあまりにも短く、あっという間にすぎて、2012年からは遠距離恋愛を始める。
2013年、ワーキングホリデービザが取得できたおかげで、1年半の日英遠距離恋愛の末に、
ようやくロンドンに再来。同時に同棲もはじめる。
2014年、二人の将来に向けて自分たちのフラットを購入することを決意。
それからはフラットの視察などで東ロンドンを駆け回る日々。不動産ローンも無事に組むことができ、
不動産探しからトータルで半年以下でフラットの購入に成功。そして結婚。
今に至る。